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丹波・篠山酒造組合

古色蒼然とした屋敷で、地元の全酒造メーカーの協同事務をとりしきって約半世紀。その事務局の勢志 孝志さんと加賀野 智子さんです。
●しかしいつ見ても庭が見事です。
加賀野:夏の座敷は最高です。庭の池から涼しい風が渡ってきてほんと気持ちいい。美しい木立、五輪の塔や石碑。庭には好きな場所がたくさんあります。
勢志:明治時代に八頂山人という翁が築いた庭だそうで、古い柏原町志にも「この庭園は翁の書画とともに永久に柏原町に保存すべきものである」と書かれています。
●仕事の話ですが、一番忙しいのはいつですか?
加賀野:決算の近づく6月、それから米の手配が集中する12月です。
●加賀野さんはこの組合で25年になるそうですが、その間の変化について教えて下さい。
加賀野:昔はもっと余裕がありました。どの蔵の社長さんも杜氏さんも、ここに来てゆっくり話しをして情報交換されましたよ。山名さんの先代の奥様も、ご主人が組合にいたら安心とよく言われてました。
●最近の丹波の蔵元の動向は?
勢志:今はどの業界に限らず大変です。しかし、この管内の酒造メーカーはそれぞれ、時代の荒波にもまれながら頑張っている。中でもやり方を工夫して、小さいながらも跡継ぎがしっかりやっておられるところが伸びています。
囲碁と川柳を嗜む粋人の勢志さん(組合の屋敷の雰囲気にぴったり)、パソコンの操作に没頭し、趣味の刺繍をネットで公開したら大好評、今では通販するまでになった凝り性の加賀野さん。お二人ともこれからも頼りにしていますので、よろしくお願いします。
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