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山名酒造にかかせない
生産者を紹介します。

第15回
篠山手造り酒の会 

第14回
兵庫県立氷上特別支援学校

第13回
嶋本昭二さん
(粳米 ゆめおとめ)

第12回
株式会社 ウッドワーク

第11回
高橋輝宏さん
(株)タカハシ代表取締役
(洛紐巧芸)

第10回
荒木嘉信さん
(酒米 兵庫北錦)

第9回
橋本高穂さん
(酒米 野条穂−有機栽培−)

第8回
酒米試験地

第7回
古跡真一さん、清美さん
(酒米 山田錦−有機栽培−)
第6回
細見武憲さん
(酒米 兵庫北錦)
第5回
中六農園
(酒米 祝−いわい−) 第4回
荻野懿一さん
(酒米 杜氏の夢)
第3回
宮垣富男さん
(酒米 五百万石−有機栽培−)
第2回
藤田真一さん
(酒米 野条穂)
第1回
杜氏 中村 博さん
(酒米 五百万石)

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全国に新酒多しといえど、収穫したての山田錦100%のしぼりたてはざらにない。当蔵が誇る「奥丹波」という夢のような新酒を蔵出ししたのは、今から10年前に遡る。
この「奥丹波」の魅惑的な味とともに印象に残るのが、杉の木札であろう。どんな立派なラベルも色褪せてしまうような、木札の一枚一枚がもつ何ともいえない素朴な味わい。
これらが作為のない子供達の手によるものであることは案外知られていないかもしれない。
10年程前、シューベルティアーデ丹波の街角コンサートが山あいの寺で開かれた。休憩時間にちょっとした菓子とお茶が、お寺の名を刻印した小さな焼板のトレイで配られた。その雰囲気がいかにも丹波の山深さを感じさせていい。製作元を尋ねると、養護学校(現特別支援学校)の生徒達という答え。その時の温かな感動が「奥丹波」製品化にあたって甦ったのである。
特別支援学校の生徒たちは、年に二回現場実習を行なう。本人、保護者の希望によって郊外の企業・福祉施設等で実習する生徒もいれば、構内で実習を行う生徒もいる。「奥丹波」の木札を焼いてくれるのは後者の生徒達である。「達成感が大切」と先生は言われる。昨日数枚しかできなかったのに、今日は数十枚もできたということ、木札を焼いて仕上げることが一人一人の自信に繋がるというのです。先生方は時に注意し、時に褒めながら熱心につきそっておられ、生徒達は額に汗して、何の邪気もなく懸命に木札に向かっている。こうして焼きあがった木札はすす落としの水洗いのあと天日干しされ、当蔵に納品されます。
  
  
焼板に焼きコテで刻印する作業は当蔵の仕事。最初の数年は支援学校でやってもらっていたが、やはりこれは生徒達には難しく、結局先生の仕事になってしまう。現在、支援学校では、焼板の製作までをお願いしています。
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