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山名酒造にかかせない
生産者を紹介します。

第15回
篠山手造り酒の会 

第14回
兵庫県立氷上特別支援学校

第13回
嶋本昭二さん
(粳米 ゆめおとめ)

第12回
株式会社 ウッドワーク

第11回
高橋輝宏さん
(株)タカハシ代表取締役
(洛紐巧芸)

第10回
荒木嘉信さん
(酒米 兵庫北錦)

第9回
橋本高穂さん
(酒米 野条穂−有機栽培−)

第8回
酒米試験地

第7回
古跡真一さん、清美さん
(酒米 山田錦−有機栽培−)
第6回
細見武憲さん
(酒米 兵庫北錦)
第5回
中六農園
(酒米 祝−いわい−) 第4回
荻野懿一さん
(酒米 杜氏の夢)
第3回
宮垣富男さん
(酒米 五百万石−有機栽培−)
第2回
藤田真一さん
(酒米 野条穂)
第1回
杜氏 中村 博さん
(酒米 五百万石)

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丹波小富士をバックに豪快に笑うこの男。春から秋にかけては有機葡萄と米を栽培し、冬は当蔵で酒造りに携わる。また一年を通じて週に一日、大阪梅田のデパ地下に地場産の有機野菜を店頭販売にでかける。一見強面だが実は茶目っ気たっぷり。その天衣無縫なキャラクターは有名で、持ち前のユーモアで周囲を盛り上げる。とりわけ酒席の武勇談には事欠かず、思わず吹き出してしまう話がいっぱい。
さて、こんな荒木さんだが仕事に取り組む姿勢は信じられないくらい真っ直ぐで、引き受けた仕事は最後まで完遂する。厳しい冬の酒造りにおいて過酷な状況に置かれた時、硬軟兼ね備えた荒木さんの存在は何物にも変えがたい。眉根をひそめて愚痴を言う輩よりも、冗談を飛ばして周りを鼓舞してくれる彼のような人物がいてくれると本当に助かるのだ。
さて、この春からこちらのたっての願いで、荒木さんにこの近辺のローカルな酒米「兵庫北錦」を育ててもらうことになった。はじめて手がける品種に少し躊躇していたが、そこは百戦錬磨の男、「やってみるわ」と快諾。実は荒木さん、私が消防団員であった頃(田舎は自警消防が盛んで、長男坊は若いうち入団する)、偉い分団長でありました。当時、同じ分団の部下であった私の頼みを断りきれなかった。それよりなにより自分の米が酒に生まれ変わる誘惑には勝てなかったと私は見る。酒好きの考えることはお見通しだ。分団長、頼みまっせ!
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