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山名酒造にかかせない
生産者を紹介します。

第15回
篠山手造り酒の会 

第14回
兵庫県立氷上特別支援学校

第13回
嶋本昭二さん
(粳米 ゆめおとめ)

第12回
株式会社 ウッドワーク

第11回
高橋輝宏さん
(株)タカハシ代表取締役
(洛紐巧芸)

第10回
荒木嘉信さん
(酒米 兵庫北錦)

第9回
橋本高穂さん
(酒米 野条穂−有機栽培−)

第8回
酒米試験地

第7回
古跡真一さん、清美さん
(酒米 山田錦−有機栽培−)
第6回
細見武憲さん
(酒米 兵庫北錦)
第5回
中六農園
(酒米 祝−いわい−) 第4回
荻野懿一さん
(酒米 杜氏の夢)
第3回
宮垣富男さん
(酒米 五百万石−有機栽培−)
第2回
藤田真一さん
(酒米 野条穂)
第1回
杜氏 中村 博さん
(酒米 五百万石)

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宮垣富男さんの米を扱うようになったのは今から5年前。以前から有機米や無農薬米を手がける人物として、丹波の農家の間では名が通っていたのですが、実際にお会いしたことはありませんでした。偶然、東京の有機食材を専門に扱う企業が蔵見学に来られ、その紹介で宮垣さんの米で酒を仕込む話が進んでいきました。お互い近くにいながら縁は異なものです。
氷上町の川沿い、土手の桜並木が遠目に映るところに彼の酒米の圃場はあります。宮垣さんは約百戸の農家の田圃を預かる大規模専業農家で、春から夏にかけての栽培時期はまさに獅子奮迅。妻のすみ子さん、息子の剛君と家族一丸になっての働きぶりには目を見張ります。とりわけ当蔵の有機栽培の酒米については並々ならぬ力の入れようで、去年の実績をもとに更によいものをと取り組んでくれます。たとえば、合鴨農法からヒントを得た除草機には稲を傷めないようにアタッチメントに改良を施しています。そして、自ら創り上げた宮垣農産の穀物倉庫にも数々の独自のアイデアが。収穫した米の乾燥から袋詰めにいたるまでの工程で、大量生産のものと少量生産のものが混じらないよう、効率よく配置。こういった点が酒米農家として信頼できるところなのです。
    
飾らぬ人柄、又会いたくなる人懐っこい笑顔、日本の農政についての視野も広く全国的にネットワークを持ち、丹波の自立した農家のオピニオンリーダーとして地元でも頼りにされる宮垣さん。ただひとつ心配なのは働きすぎ。くれぐれも身体に気をつけて、これからも立派な米を作り続けて欲しいと願っています。
余談ですが、先日東京出張の際、六本木ヒルズに物見遊山に足を運んでみました。高級石鹸専門店のオシャレなショーケースをのぞいていると、海外の自然派石鹸と一緒に「米ぬか」石鹸が。みると丹波の宮垣富男の有機栽培の米ぬか使用とキャプション付なのでいたく驚いたものです。米ぬかの質の良さと安全性は、イコール米そのもののレベルの高さの証だといえるでしょう。
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