山名酒造株式会社つれづれ写真帖奥丹波倶楽部 買い物カゴ全商品一覧を見る
蔵元のおすすめ生産者紹介スタッフ紹介今月の肴蔵のお昼ごはん酒造風景
蔵元のおすすめ

蔵元とゆかりのある
お店や店主を紹介します。


第24回 天然食堂 かふぅ NEW


第23回 麦工房 らくだ

第22回 料理旅館 大和

第21回 イタリア料理
     タヴェルナ エレナ

第20回 ハンバーグステーキ
     ハウス 彩

第19回 三友楼

第18回 そばんち

第17回 茶香房 長竹

第16回 和食 菖蒲

第15回 海鮮居酒屋 大海

第14回 知多繁

第13回 ワールド株式会社

第12回 御料理 山荷葉

第11回 地鳥や 純鶏

第10回 沖縄料理 はとま

第9回 串料理 一富士

第8回 CAFE&BAR
     PAVOT

第7回 わいわい酒家
     かたりべ

第6回 波之丹州蕎麦処
     一会庵

第5回 Bar Blossom

第4回 こにし家

第3回 ひもん家

第2回 福田屋

第1回 はづき


イメージ

沖縄料理 はとま

 ■住所 大阪府大東市氷野2-11-3富尾ビル
(JR学園都市線住道駅下車、府道八尾枚方線北へ徒歩約5分) (地図
 ■TEL 072-875-8103
 ■営業時間 17:00〜24:00(定休日:第2・第4火曜日)


大工(だいく)サダ子ママの写真 

 『私が生まれ育った“鳩間島”は八重山諸島の小島。今は人口60人ちょっと。小さいときはね、夕方になると美しい海岸で、サツマイモが入った籠を海水に浸して、砂と一緒に素足で踏んでイモの皮を剥くのが日課でした。それから水には苦労したわ。海から帰るとお風呂代わりに洗面器二杯の水をかぶって砂を流すだけ。実力者だった父親が頑張って、西表島からやっとのことでパイプを引くまでは、雨水と島に二つだけある井戸が命綱。その井戸の水汲みの順番を取ることも私のお手伝いでした。そうすると父から25セントもらえたのよ。島にはそれで買うものなど何も売ってなかったけど、他所の家にはなかった硬貨をもらえるのがとても嬉しかった。まだ沖縄が本土復帰する前の話よ。
 13年前にこの店を開いた時は普通の居酒屋で、名前だけふるさとの島からもらった。台湾がもうすぐそこの南の果ての島のことなど誰も知りはしないと半ば諦めていたし。この辺に住む八重山県人会の人たちのために、たまに沖縄の味を出してたんです。
 ちょっとこの写真見て。緒方拳さんや竹之内豊さんがうちの実家の民宿で撮影したんよ。これは民宿やってる私の兄貴。小船で一人で漁に出て、取った魚を料理するんよ。私の島もこのドラマで有名になった。最近の沖縄ブームで料理も知られて、みんな美味しい言うてくれるようになったから、田舎から直送で食材を取り寄せて慣れ親しんだ郷土料理を作って出すようになったわけ・・・・・』

ゴーヤチャンプルの写真島らっきょの写真

トンソクの写真お品書きの写真

店内の写真 やぎ刺し・ゴーヤチャンプルー・ソーキそば・島らっきょ・とんそく・海ブドウ・サーターアンダギー・・・。カウンターの向こう側でお日様みたいな大工(だいく)サダ子ママが腕によりをかける南の島の手料理。ともかく関西の食卓では普段味わうことのできない美味が楽しめる。また同じ沖縄でも、八重山諸島は本島とは味のこだわりに違いがあるそうです。酒は泡盛もさることながら、ママお気に入りの当蔵の純米酒『萬歳』が肩を並べている。故郷を遠く離れた八重山の島人たちが店に集まり、酔いとともに店に備え付けの三線を抱え「鳩間節」を唄えば、ママもいつのまにか踊りだす。客の目の前に夕暮れのコバルトブルーの海が広がるかのようなひととき。「はとま」の夜は今日もゆっくりと更けてゆくのだった。

ご注文について  お問い合せ