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蔵元とゆかりのある お店や店主を紹介します。
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波之丹州蕎麦処 一会庵(なみのたんしゅうそばどころ・いちえあん)
■住所 兵庫県篠山市大熊10-2 (地図) ■TEL 079-552-1484 ■営業時間 昼11:30〜14:30 売り切れ御免(木曜定休・祝祭日は営業) 茅葺屋根の下、炭火が赤々といこる囲炉裏端。店主が打った年越し蕎麦に舌鼓を打ち、除夜の鐘を待って耳を澄ます。やがて年が変わり、静かに振舞われる「奥丹波」。このしぼりたてを一杯空けると、客人達はいそいそと暗闇の中を近くの春日神社へと向かう。午前0時30分より、その年日本で一番早く翁が舞う薪能が始まるのだ。丹波篠山「一会庵」の大晦日の夜の情景である。
農作業のかたわら明け方から蕎麦の実を石臼で挽き、出来上がったそば粉を手打ちし、注文があってから湯がき、冷水にさらして客の前へ。一日約50食仕込むのが限度の新鮮な生粉(きこ)打ち蕎麦-そば粉100%-。素朴にして上品、その瑞々しさはまさにのどが唸る美味しさ。この貴重な風味を求めて週末は開店前から列ができる。混むと蕎麦が出てくるまでに大分時間がかかるが、何事にものんびりとした田舎の風情を楽しむ心の余裕が必要。酒は純米酒「萬歳」と「波之丹州」。後者は戦前の酒米“野条穂”を藤田氏自身が復活栽培したものを100%原料にして仕込んでいる。一会庵だけに特別に生で瓶詰めした限定品。この酒と蕎麦の相性は格別です。 ![]() ところで、一会庵を愛する人々が集い音楽や落語に興じる宵が年に何回かある。様々なミュージシャン、噺家、俳優が今まで素晴らしいパフォーマンスを繰り広げてきた。鄙びた農家で蕎麦をすすり、奥丹波の酒を酌みながら一流の芸を目の当たりにする誠に贅沢な一夜です。 |
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